サービスエンドポイント WebApps

2019年7月1日月曜日

Azure Network

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WebAppsでサービスエンドポイントを利用する

これまでWebAppsを内部ネットワークから利用する場合は、ASEという少しお高いサービスを利用する必要があったのですが、最近、WebAppsにもサービスエンドポイントを設定できるようになりました。

サービスエンドポイントが利用できると、VNETからのみWebAppsへのアクセスを制限することが可能になります。これにより、これまではインターネット上にさらされていたWebAppsへの通信をVNETからのみに制限することができるようになります。

ただし、WebAppsへのアクセスはパブリックのIPを利用してアクセスすることになるので、ExpressRouteなどで接続したオンプレ環境からアクセスすると、インターネット経由でのルーティングになってしまい、アクセスできません。

下図の黒線のルートで通信できるといいのですが、実際はproxy server経由のインターネットからのアクセスになってしまいます。


そんな利用できるのかできないのかよくわからない、WebAppsのサービスエンドポイント接続ですが、WebApplicationGatewayを経由すれば利用できるのではないかと考えています。WebApplicationGatewayはVNET上に内部IPを持って構築することができるので、WebApplicationGatewayを踏み台にしてWebAppsへアクセスすれば通信できるのではないかと考えています。


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システムエンジニアとして12年ほど勤めたあと、社内SEに転職しました。 2017年に転職して、2019年に中古マンションを買いました。

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