はじめに
以前、リモートデスクトップをProxy経由で接続する方法について書きましたが、今回はWindows Virtual DesktopというAzureのサービスを使って、
Webブラウザでリモートデスクトップ接続できる環境を構築します。
以前の記事はこちら
Windows Virtual Desktopとは
簡単に言うとAzure上でWindows10のVDI環境を提供するサービスです。VDI環境を構築するにはVMwareやCitrixのセットアップが必要ですが、
AzureのWindows Virtual Desktopを使用すれば、数時間でセットアップが
完了します。
また、PublicIPを公開する必要もないので、無駄にリモートデスクトップの
ポートを攻撃されるということもなさそうです。
ポートを攻撃されるということもなさそうです。
作業の概要
1.Azure AD Domain Serviceの準備
2.Windows Virtual Desktopのセットアップ
以上の2ステップで完了します。
DNSの構成も忘れずに実施します。これをやらないと新しいVMがドメインに参加できません。
2.Windows Virtual Desktopのセットアップ
以上の2ステップで完了します。
Azure AD Domain Serviceの準備
作成を開始したら、しばらく待ちます。今回は42分かかりました。
Azure AD Domain Servicesが立ち上がったら、AzureAD上のユーザのパスワードを変更します。
こうすることで、Azure ADとAzure AD Domain Services間でのパスワード同期を行います。
次にAzure AD Domain Servicesに対する管理者権限を割り当てるために
AAD DC Administratorsグループにメンバーを追加します。
Windows Virtual Desktopのセットアップ
あとは次へ次へでデプロイが開始されます。
数分待つとデプロイが完了します。
以上でセットアップが完了しました。
ユーザの割り当て
アプリケーショングループにリモートデスクトップ接続を行うユーザーを追加します。
接続確認
デプロイが完了したら、Webブラウザから接続してみます。
今回ChromiumEdgeで接続しましたが、リモートデスクトップ感覚でWindowsが操作できました。
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