ピボットテーブルの値の項目に文字列を表示する

2020年7月29日水曜日

Excel

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背景

Excelのピボットテーブルの機能は便利ですが、通常の使い方だと、
値のエリアには数値しか表示できません。


目的

一工夫すると、下記のように文字列を値のエリアに表示することが
できるので、そのやり方を紹介します。



作成方法

今回は以下のデータからピボットテーブルを作成します。

環境

システム

ホスト名

開発

A

host1

開発

B

host2

開発

C

host3

検証

A

host4

検証

B

host5

検証

C

host6

本番

A

host7

本番

B

host8

本番

C

host9


ピボットテーブルの作成のときに
「このデータをデータモデルに追加する」を選択します。


すると、下記のように範囲という項目が現れ、
右クリックすると、「メジャーの追加」が
選択できるようになります。



「メジャーの追加」を選択すると下記のようなポップアップが出てくるので、
以下のように入力します。


メジャーの名前は新しく作成する項目名を入力します。
数式のところは以下のようにし、[ホスト名]の部分は文字列として
表示したい項目を入力します。
=CONCATENATEX('範囲','範囲'[ホスト名])

そうすると以下のように「fx newホスト名」という新しい項目が
追加されました。


この後は通常のピボットテーブルのように
行、列、値のところに表示したい項目を
ドラッグしていきます。
以下のように設定することで目的のピボットテーブルが作成できます


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システムエンジニアとして12年ほど勤めたあと、社内SEに転職しました。 2017年に転職して、2019年に中古マンションを買いました。

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