Windows11をAzureで試す

2021年7月3日土曜日

Azure Windows

t f B! P L


 

Windows11が発表されて、試したいけど自分のPCで試すのは嫌ですよね。

今回はAzure上に構築したVMでWindows11をインストールする手順を紹介します。

手順の概要は以下のようになります。

  1. Insider Programへ登録
  2. Azure MarketplaceからWindows10のVMを構築
  3. グループポリシーを修正する
  4. Windows11をインストールする

手順をすべて完了するまでに3時間程度かかります。
ただし、手を動かすのは30分程度であとはインストールや再起動完了までの待ち時間です。
気長に待ちましょう。

それでは早速手順を見ていきましょう。

Insider Programへ登録

下記のサイトからInsider Programへ登録します。
このProgramへ登録することで、Windows11がダウンロードできるようになります。

https://insider.windows.com/ja-jp/for-business-getting-started











アカウントの作成が完了したら、再度、
https://insider.windows.com/ja-jp/for-business-getting-started
にアクセスします。


下記の「Azure MarketplaceからWindows Previewを入手」のリンクを選択すると、Azureのポータルに遷移します。

Azure MarketplaceからWindows10のVMを構築




仮想マシンにログインするときのアカウントを設定します。
後で使用しますので、ユーザー名とパスワードは覚えておいてください。


ブート診断は一時的なテストのVMには不要のため、無効化しておきます。



ここで10分程度待ちます。
仮想マシンの作成が完了したらリモートデスクトップでアクセスします。



ユーザ名とパスワードは先ほど指定したものです。
このブログではadminuserと指定したものです。

ログインが成功すると下記の画面が表示されます。


グループポリシーを修正する

ここでグループポリシーエディターで設定変更しておかないと、後続の手順で、Windows11をダウンロードするための設定ができないので、必ず実施しましょう。





グループポリシーの設定をしていないと、下記のOptional diagnostic・・・が選択できないのです。

Optional diagnostic・・・を選択したら、いったん設定画面のホーム画面に戻ります。





Insider Programへ登録したアカウントを指定します。







下記の画面が数分表示されますが、次の画面に遷移しなかったので一度Cancelを押します。

再度「Get started」を選択します。





ここまでの手順で一度、VMが再起動されます。

再起動が完了したら、再びリモートデスクトップでログインします。

Windows11のインストール

ここからがいよいよWindows11のインストールです。


Insider Programに登録が完了しているので、
Windows11がダウンロード可能になり、自動的にインストールが始まります。


インストールが完了すると下記のようにRestart nowのボタンが表示されます。
インストール開始からは1時間10分ほど待ちました。



再起動ボタンを押してから1時間ほど待つと、ログインできる状態になっています。

遂に完成


リモートデスクトップで再び接続すると、ついにWindows11のデスクトップが表示されました。





PV

PVアクセスランキング にほんブログ村

ブログ村

このブログを検索

自己紹介

システムエンジニアとして12年ほど勤めたあと、社内SEに転職しました。 2017年に転職して、2019年に中古マンションを買いました。

リモートデスクトップのプロキシ越え

社内ネットワークからクラウド上のサーバにリモートデスクトップしたい Azureなどのクラウド環境にWindowsOSを立ち上げると、インターネット経由でリモートデスクトップ接続することになります。会社のネットワークからインターネットにアクセスする場合はプロキシサーバーやファイ...

QooQ