ADに参加しているサーバを複製してホスト名を変更する

2022年6月14日火曜日

AD Azure Windows バックアップ

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 はじめに

仮想マシンは簡単にバックアップが取得できて、複製も簡単です。
しかし、AD(Acitive Directory)に参加しているサーバを何も考えずに複製するとホスト名が重複してしまい、使い物になりません。

今回は複製元のサーバにはできるだけ影響を与えないように
Azure上でADに参加しているサーバを複製する方法を考えてみました。

手順概要

以下のような手順となります。

①まず複製元のサーバのOSディスクのスナップショットを取得して、
スナップショットから新たにVMディスクを作成します。
スナップショットを取得する際は複製元のサーバは停止しておいた方が手戻りが少ないです。※起動したままスナップショットを取得したら起動しないことが何回かありました。

②VMディスクを作成したら、VMディスクから仮想マシンを作成します。
仮想マシン作成後にはOSにログインし、sysprepと呼ばれる固有情報を削除する
プログラムを実行します。
その後、sysprep後のサーバを複製元のイメージとして登録します。

③複製元のイメージが作成できたら、そのイメージから新しいVMを作成します。
新しいVMはドメインには参加していない状態で作成されますので、
ドメイン参加を実施して完了です。




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システムエンジニアとして12年ほど勤めたあと、社内SEに転職しました。 2017年に転職して、2019年に中古マンションを買いました。

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