AzureのBastionサービスを利用したリモートデスクトップのプロキシ越え

2020年5月1日金曜日

リモートデスクトップ 在宅

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以前、こちらの記事で社内からプロキシ経由で
Azure上の仮想マシンにリモートデスクトップで接続する方法を紹介しました。

今回はAzureBastionというサービスを利用して接続する方法を紹介します。
こちらの手順の方が少ないステップで構築できますが、費用が掛かります。

まずはリモートデスクトップで接続したい仮想マシンを選択し、
接続メニューからBastionタブを選択、Bastionを使用するを押下します。


Bastionを設定するためにはAzureBastionSubnetというサブネットを準備しておく必要があるので、
サブネット構成の管理を選択します。










+サブネットを選択








サブネットの追加メニューで
AzureBastionSubnetという名前のSubnetを追加します。


















サブネットの追加が完了したら、サブネットの欄にAzureBastionSubnetを入力します。
パブリックIPアドレスは既存のものがなければ新規に作成します。
最後に「作成」ボタンを押下。

















以上で、プロキシ経由でリモートデスクトップで接続する準備ができました。

接続する際は以下のように仮想マシン上のユーザを選択すればOKです。













費用
basicプランで稼働させてみましたが、
1か月で約\15,000ほどかかるみたいです。
時間があるなら、リモートデスクトップゲートウェイを構築した方が安そうです。

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システムエンジニアとして12年ほど勤めたあと、社内SEに転職しました。 2017年に転職して、2019年に中古マンションを買いました。

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