Windows Serverのアップグレード方法

2020年1月23日木曜日

Windows

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Windows Serverのサポート切れなどの対応のため、
Windows Server 2012からWindows Server 2016などへアップグレードする
必要が出てくるかと思います。

アップグレードの方法は大きく以下の2つになるかと思います。
・インプレースアップグレード
・新サーバを構築後データ移行

-インプレースアップグレード
こちらはもともとWindows Server 2012で稼働しているサーバ上で、
Windows Server 2016のインストーラを実行し、上書きアップグレードの
手法となります。

-新サーバを構築後データ移行
こちらは新たにWindows Server 2016のサーバを新規構築し、設定やデータの移行を
後から行う手法となります。

それぞれ一長一短ありまして、比較すると以下のようになるかと思います。


インプレースアップグレード
新サーバ構築後データ移行
並行稼働
新サーバと旧サーバを同時に起動することは難しく、新旧比較テストは難しい
同時並行稼働が可能
他システム連携
ホスト名が変わらないため、データ連携やDB参照、ショートカットなど他システム側の設定変更は少ない
ホスト名が変更となるため、他システム側で設定変更が必要
アプリケーションの考慮
パッケージ製品によってはインプレースアップグレードをサポートしていない場合がある。
新サーバでの新規インストールのため、問題なし
ダウンタイム
インストールに必要な時間だけサービス停止となる
データ容量にもよるがSQL ServerAlwaysOnなどの機能を利用すればダウンタイムを短縮できる
ゴミデータ
消してよいのか悩ましいファイルが結局削除できず残り続ける。レジストリなども不要なものが削除できない
新規インストールであり、稼働に必要なデータが移行されるので断捨離が行われる。ただし、移行漏れのリスクもある。




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システムエンジニアとして12年ほど勤めたあと、社内SEに転職しました。 2017年に転職して、2019年に中古マンションを買いました。

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