社内SEが考えるIT案件の受注方法

2020年2月13日木曜日

社内SE

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普通のSEやってた頃は提案依頼が来るたびに大量の提案書を書く必要があったり、それも期限が短かったりと、提案は特に嫌いでした。また、大変な思いをして提案しても結局、受注できなかったり、受注できたらできたで余計に忙しくなったり、とにかく大変でした。

今は提案を受ける側になったのですが、最近は人手不足もあってか、RFPで提示したスコープの一部分だけ提案を受けることがあります。社内SEの立場で言うと一部分の提案をされると対象外のスコープはまた別のベンダーさんに依頼する必要があり、また複数ベンダーさんを管理する必要が出てきたりするので、最近は少々高くなっても、ワンストップで対応してくれるベンダーさんがいいなと感じています。

また、社内SEのつらいところとしてはIT部門だけでは決められない仕様などがあったりするので、IT部門に対してだけでなく、業務部門とも会話してもらって進めてもらえるベンダーさんがいいなと感じています。

あとは運用ですかね。作ったら終わりではなく、操作マニュアル、業務マニュアルの作成やヘルプデスクへの引継ぎなどその辺もお願いしたいなと思います。

次に提案のタイミングですが、これはやはり、予算検討の時期に軽めの提案プラス概算費用を提示しておくのがよいと思います。予算検討の時期はとにかく、来期のコストを把握しておきたいという気持ちがあり、社内SE側も提案を聞く体制になっています。この軽めの提案をベースに予算を組んだのであれば、RFPを受ける可能性も高まりますし、RFPを作ってほしいという要望がきたりするのではないかと思います。

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システムエンジニアとして12年ほど勤めたあと、社内SEに転職しました。 2017年に転職して、2019年に中古マンションを買いました。

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