予算取り

2020年2月4日火曜日

社内SE

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毎年年度末が近づいてくると検討するのが来期予算。このタイミングで予算をとっておかないと、来期に必要な対応であってもその次の期に持ち越しとなったりします。

そもそも、予算とは何かというと、来期にいくら使うかの予定を立てることです。
例えば、来期に新しいシステムを導入するのでいくら必要とか、サポート切れの対応でバージョンアップするためにいくらとか予定を立てておきます。予算を立てずに何でもかんでもお金を出してしまうと、会社の利益よりも支出が多くなり赤字になってしまいます。

なので、逆に言うと予算として計画されていないプロジェクトは素晴らしい提案だったとしても、社内SEの立場としては発注できないのです。
プロジェクトを発注するときにまずは複数ベンダさんに対して、RFPを出し、提案を複数受け、比較します。その中で素晴らしい提案でも予算を超えてしまうと、一発アウトになったり、もう少しだけ価格を下げてもらえないかという調整に入ることになります。

ベンダ側の立場の時は、RFPと予算を最初に言ってもらえれば、その予算に合わせた品質で提案するのになぁとよく思いました。

逆に今思えば、予算を計画するタイミングで提案するのが受注の近道だったのではと思います。予算を検討していない時期にいくら提案されても、予算がないものは発注できないので。また、予算の検討の時であれば、社内SE側も予算の計画作るのを手伝ってほしいという思いがありますので、その会社の情報を引き出しやすいと思います。

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自己紹介

システムエンジニアとして12年ほど勤めたあと、社内SEに転職しました。 2017年に転職して、2019年に中古マンションを買いました。

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